【失敗談】意外と語られない引き寄せのリアル

突然ですが、あなたは「引き寄せの法則」という言葉を聞いてどんなイメージを持たれますか?

「成功へのカギ」、「何でも叶う魔法」、はたまた「世界の心理」でしょうか。

最近、引き寄せの法則によって本当の自分の人生を歩み、発信されている素敵な方々も増えてきていますよね!まさに、引き寄せの法則という言葉が一種の成功ブランドにまでなってきています。

そんな引き寄せ界が熱い今、キラキラした成功話の影に隠れてあまり語られない失敗談をご紹介しようと思います。(※知人の実体験です。)

誰しも最初は失敗だらけ。でも、間違えたっていいんです!人間だもの。

そんな今となっては笑い話をご紹介!

Episode.1 『内なる存在』になろうとして失敗!Mさん

引き寄せの法則の代名詞『赤本』を数えきれないほど読みこんでいたMさん。彼の望みは…「内なる存在になる」こと。

それはそれは引き寄せに心酔し、エイブラハムを崇拝。赤本を読みふけって寝落ちし朝になる、というような生活を送っていたそう。

そう、彼が引き寄せの法則をモノにするために選んだ道は”赤本の熟読”

赤本の内容をすべて覚えていたMさんがたどり着いた結論は「思考以外は不要!」

起きている時間のほとんどを「望みにフォーカスする時間」と「赤本を読む時間」だけにしてしまったのです。めちゃめちゃストイックですし、望みや引き寄せだけにフォーカスされているので、一見このまま成功しそうなMさん。

しかし、異変が現れたのです。

極端に人と話さないせいか人間不信に。からの、もっと自宅に籠るようになり”うつ状態”に。さらに、目の病気をも患ってしまいました。

Mさんは当時「幸せになるために引き寄せの法則を学んだはずなのに、いま、間違いなく僕は調和していない」と思っていたそうです。

そんなMさんに転機が訪れたのは目の病気が治って約1ヶ月後。

彼は「人前にもう一度立ってみないか?」というお誘いを受け、怖がっていた人前にもう一度立ってみることを決意。

Mさん「あの地獄の期間に比べたら人前に立つことも怖くありませんでしたね。」

その舞台で彼は、今まで忘れていた感動とともに「僕にはこれしかない!」と確信したそうです。灰色の世界がガラガラと崩れ、世界が黄金に見えたんだとか。

今では完全復活を遂げ、自らの事業も立ち上げ生き生きと暮らしています。

のちに、彼自身が失敗した理由は「経験ではなく知識のみで理解しようとしていたから」だと語ってくれました。”知識””経験”によって”真の理解”が得られることを知った大事な失敗経験になったそうです。

Episode.2  思考が気になりすぎて頭がぐちゃぐちゃに!Gさん

ある日、引き寄せの法則に出会ったGさん。

もともと『お金持ちになりたい!』という強い望みがあったGさん。引き寄せの法則にハマるのに時間はかかりませんでした。

出会いのきっかけはバシャールやエイブラハムではなく、ある意外な物。

彼女がのめり込んだのは”ネット掲示板”だったのです。

その掲示板には、夢のようなことをいとも簡単に実現しているという、たくさんの体験談が書かれていました。なかには、他人からリクエストをもらえば、すぐさま引き寄せてみせるという例もあったそうです。

彼女が最初から引き寄せの法則を疑うことなく受け入れられたのは、そこに書き込まれた数々の成功例のおかげだったのです。

こうして掲示板にすっかり心を奪われてしまったGさんは、さっそく掲示板に書かれてあることを実践していきます。

彼女が引き寄せようと思ったものはお金でした。

まず取りかかったのは”断言法”。

断言法とは、「自分はもうそうなっている。」と断言してしまうことで、望みへの関心・抵抗の減少・信念の橋・引き寄せの作用点など、願望実現の多くの要素を一気にクリアしてしまう方法です。

アファメーションの一種ですね。

彼女がやったことは『わたしはすでにお金持ちである。』などアファメーションの言葉決め
      ↓
アファメーション回数を決める
      ↓
カウンターを買い回数をカウント
      ↓
思考関心を望みのみに向けるために一日中、思考の監視・・・

これを続けていると、お店で落ちているお金を拾うなどの”予兆”が起き始めたそう。お金を引き寄せている確信を持ち始めバイトも辞めたGさん。

その取り組みは、もはや執念。

引き寄せの予兆も出始め、このままの勢いで成功をおさめそうなGさん。

しかし、彼女は引き寄せの法則において最も重要な要素を見逃していることに気がついていなかったのです。

彼女はそのまま進み続けます。

”予兆”は起こり続けていたそうですが、肝心の”望みの現実創造”がなかなか進みません。

量子的飛躍を除いて、望みの実現には『時間の緩衝帯』が存在するので自然なことですね。

しかし、赤本を読んだことのないGさんは、それを知りませんでした。

「自分はまだ確信を持っていないんだ。だから、現実創造が起こらないんだ。」

そう思いこみ、目の前の現実に焦ってしまったのです。

(それから、ここでは書けないほどの現実が起こります、、、)

この頃には、周囲の人達から異常だと言われていたそう。

いつも自分の思考を監視する毎日と、夢に向かって毎日楽しそうにしている友達との比較で頭がパンクし、この世界から逃げ出してしまいたい、というところまで追いつめられてしまったそう。

そう、彼女が見逃していた要素・・・。

それは”感情”です。

のちに彼女は、「すべてを家族や友人に隠しながら実践していた」と言っていました。

本当の自分を隠しながら、負の引き寄せをしないよう強迫観念での実践・・・想像するだけでも苦しいですよね。

現在は引き寄せをやめてしまったGさん。けど、全然それでいいんです。

引き寄せをやめることで気持ちが軽くなるならそれでいいんです。やめてもなにも悪いことなんて起きません。私もホッとするために赤本を読むんですから。

エイブラハムもこう言っています。「あなたがたが私たちに『エイブラハム、それは違うよ。』と言ってくれるのが私たちの最終的な望みだ。」と。

Episode.3  最後は、私 かえで です

このブログでは、いつもポジティブな内容を書いていますが、私にも当然、暗黒の時代がありました。

エイブラハムの本に出会い、「この引き寄せの法則を使えば人生は変わる!」と思いつつ、本の内容が「宇宙語か?」と思うほど難解すぎて理解できず。

もっと分かりやすい説明はないのか、とネットサーフィンを繰り返し、上記のGさんと同じく、アファメーションや断言法に手を出しました。

ある時は「私は年収3000万」を1日1000回唱え、またある時は「ありがとう」を1日1000回唱えていました。

このアファメーションのことは、引き寄せ名人の息子には恥ずかしくて言えず、本当に年収3000万になった時に「どうだ!」と言ってやろうと思っていました。

しかし、この1000回唱える日々はツライだけ。

アファメーションをやっていても、断言法をやっていても、気分が悪いだけ。

それは、早くしないと今日の1000回のノルマが達成できないという焦りと、アファメーションをやめると今よりもっと現実がひどくなるんじゃないかという恐怖心によるものでした。

「この恐怖心ばっかりで苦しい毎日はイヤだ!楽になりたい」そう心から思いました。

ふとエイブラハムの本を読み返すと、そこには『良い気分になること以上に大切なことはない』と。

「そうか!良い気分になること以上に大切なことはないってこういうことなんだ!」と、そのことが腑に落ち、以降、セドナメソッドを使いネガティブな気分は解放し、良い気分になることを追求しています。

まとめ

いかがでしたか?

欲しいものは何でも引き寄せられるという側面ばかりが目立つ引き寄せの法則。

しかし、結果を追い求めすぎるばかりに焦ってしまうことなんて誰しもあります。

失敗談もまた、人間らしくてかわいいですよね。

人生っていろんなことを考えて何でもする先輩ばっかりですので、どんな黒歴史を持っていてもぜんぜん大丈夫!

もし、この記事によって今悩んでいる方の心が少しでも軽くなれば幸いです。


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    Amazonのアソシエイトとして、筆者(かえで)は適格販売により収入を得ています。

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